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金型は、お客様の会社の工場に据え付けられ、製品鋳造の枠として働きます。
流し込まれたアルミが固まる重要な過程は外から見えません。しかし、その見えない部分こそが金型の命です。
目には見えない確かな品質を追求し、日々誠実にものづくりを続けてきた私たちは、
本質を見極め、内なる力を高めることの大切さを知っています。
お客様の声に真摯に耳を傾け、改善・向上に力を注ぐのはもちろん、独自の創意工夫による新製品の研究開発や大学との連携による検証実験、コンサルタントによる指導、新技術や最新機器の活用など、ものづくり企業として、常に成長し続けるための努力を惜しみません。
鋳造工程によるさまざまな問題・課題の解決に向けて、寿原テクノスではあらゆる角度からご提案できる様、製品開発に力を注いできました。また、今後の需要を見据えて新たな素材の開発にも取り組んでいます。
熱伝導に優れた銅合金の特性と鋼の耐久性を併せ持ったチルベントを開発。
銅合金の使用によりアルミの凝固が促進される為、クリアランスを広く設定出来、高いガス抜き効果が得られます。さらに、溶湯による損傷を受けやすい部位は鋼製にすることで、耐久性を向上させました。また、銅合金の使用を必要部に留めることでコスト低減を実現しています。
アルミ溶湯による溶損が懸念されるスリーブ内側をセラミックス化し、耐溶損性、耐摩擦性に優れ長寿命。
外筒は金属製でセラミックスの破損を防止します。また、スリーブ内の保温性向上により、破断チルの発生を防止するとともに、注湯温度を下げることで省エネにも貢献します。
油圧シリンダによる引き抜き動作のみでイヌキピンを回転させて引き抜く機構をお客様と共同開発しました。
イヌキピンを回転させて引き抜く事で、抜き勾配が小さく変形の少ないダイカストが可能になります。
冷却水を負圧で循環させ、製品部から均一型厚の面で冷却する事で、冷却効率が高まり、品質向上とサイクルタイム短縮が可能になります。
放熱特性に優れたヒートシンクを開発中です。
金型は製作されて終わりではありません。お客様に鋳造されて初めて命が吹き込まれます。その吹き込まれた命をいち早く一人前に育つまでの手助けをさせて頂きます。
また万一金型に破損等が発生した場合、生産が止まってしまう為すぐに補修する必要があります。
寿原テクノスでは自社、他社を問わず金型の補修や予備部品の製作も行う事でお客様をサポートしていきます。
お客様で鋳造された素材を測定致します。
他社で製造され破損した金型も溶接修正致します。
他社で製作された金型の部品も製作します。
